カメラ 絞り 補正

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カメラ絞り 補正

カメラ 絞り 補正 絞りとはレンズから入ってくる光を調節する為のもの。 レンズが付いているカメラや、一眼レフ用のレンズに 必ず組み込まれている機構で、数枚の金属板から成り立っています。

この絞りのよくある故障原因は、ヘリコイドリングに注油している油が 劣化することにより、絞り羽根まで油が染み出し 羽根が粘った感じになります。ですので、全く動かなくなる訳ではなく 通常の動作より動きが鈍くなる訳ですね。

また絞り羽根の付け根にゴミやホコリなどが付着して、 動きが悪くなる場合もあります。 (この写真の右下にある細長い羽根が絞り羽根です)
カメラ絞り 補正 趣味でカメラを分解なさっている方は絞り羽根まで分解せず 見える部分だけを薬品で拭き取っているかもしれませんが やはり全て取り外し羽根を1枚1枚綺麗に清掃しないと 羽根の重なっている部分に油が残っていますので 再度同じ症状になる可能性があります。

また、羽根だけではなく羽根が取り付けられている土台や その土台が組み込まれている部分も油や汚れを取り除きます。
カメラ 絞り補正 もちろん二眼レフにも絞り羽根があります。 (9枚の眉毛型のような羽根です) 羽根を固定する板や、羽根を動かす部分と擦れる部品には 濃い目の鉛筆の芯で、動作がスムーズになるようコーティングします。

清掃をして綺麗になりすぎると、逆に動きが固くなる場合が ありますので、こういった作業を施しておきます。 体操の鉄棒選手が手に粉を付けているのと同じ感覚でしょうか。
カメラ絞り補正 これはレンズを分解したところです。 羽根の形や大きさ・枚数は、カメラやレンズによって異なります。

カメラにしろ、レンズにしろ、復元の際に 気をつけなければならないのは羽根の重ね方。

元の重なり方をきちんと覚えておくかメモしておかないと 間違えた組み方をすれば、当然絞り羽根の動きがおかしくなりますね。

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